2025年7月1日の記録
「重症の小児SASです。なるべく早くCPAPを始めましょう」
そう言われたのは、診断結果を聞いた日のこと。
“早く”って、どれくらい…?
と思っていたら、まさかの
「今日の夕方、本人を連れて来てください」
とのこと!
Amazonプライムもびっくりのスピード感で、わが家のCPAP生活はスタートしました。
マスクをつけた瞬間、息子けいが一言。
「ゾウマリオみたい!」

※AIで作ったイメージ図です。
緊張感ゼロで笑顔のけいを見て、こっちの方が救われました。
CPAP(シーパップ)ってなに?
CPAPとは、持続陽圧呼吸療法(Continuous Positive Airway Pressure)に使われる機械のこと。
寝ている間に気道へ空気を送り、常に圧力をかけて空気の通り道をふさがないように保つ機械です。
いわば、
「息するの、手伝うよマシーン」
最初は「空気を送り込むって大丈夫…?」と不安でしたが、医師から
「無呼吸のダメージのほうがずっと怖い」
と説明があり、導入を決めました。
CPAPのセット内容
- CPAP本体(空気を送る)
- 本体とマスクをつなぐホース
- 鼻にフィットするマスク
乾燥時期の対策として、
- 加湿器
- 結露防止ホース
も借りました。

使い始めるまでの流れ
① マスクのフィッティング
サイズが合わないと空気漏れが起き、効果が下がります。丁寧にサイズを合わせてもらいました。けいは大人用のSサイズでOKでした。
② 使い方の説明
(たぶん)臨床検査技師さんが、機械の使い方をとても優しく教えてくれました。
スイッチONで空気を体験。
けいは少し驚きつつも、すぐに順応!
初めての夜
けいはもともと寝るのが得意。
CPAPをつけたその夜も、スッと就寝。

…なのですが、
いびきがまったく聞こえない!
静かすぎて逆に
「え…息してる?」
と不安に。夜中に何度も呼吸を確認しました。(あるある?)
さらに、無呼吸や低呼吸を感知して空気圧が上がると、
「シューーー」
という音がします。
「マスク外れた!?」と心配で、親は寝不足に…笑

まとめ
診断から導入まで、とにかくスピード感のあるCPAP生活のスタート。
不安はあったけれど、
- 病院の丁寧な説明
- 子どもの適応力
- マスクのフィット感
のおかげで、「意外といけるかも?」と思えました。
次回は、
「実際に使ってみてどうだった?」
をレビューします!


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