【CPAP】開始1ヵ月の変化|小児睡眠時無呼吸症候群とは?

小児SAS(睡眠時無呼吸症候群)

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 CPAPとは?➡シーパップって何?
 CPAP開始1週間➡鼻血・胸の痛み・生活の工夫

CPAP使用1ヶ月の様子

本人の変化

  • 鼻血や胸の筋肉痛は落ち着いた
  • 疲れやすさはあまり変わらない印象「よくわからない…」
  • 学校で寝てしまうことは減った気がする!
  • CPAPは自分で装着して眠れるようになった!!

親の視点

  • 学校や放課後デイから「昼間の眠気が減った」と言われた
  • 疲れ具合やその他の様子は大きく変わらず
  • 車乗るとすぐ寝ていたが、最近は寝ていないことが増えた

小児SASとは?

  • 成長期の子どもに起こる無呼吸・低呼吸を伴う睡眠障害
  • 成人SASとは異なり、見逃されやすい
  • 発症率は意外と高く、本人や周囲が気づきにくい

※正直、最初は「無呼吸って太った大人がなるもの」と思っていました…笑

主な症状・サイン

就寝中

  • いびき、無呼吸
  • 口呼吸、寝汗、姿勢の異常

日中

  • 眠気、集中力低下、疲れやすさ
  • 発達面で気になる行動

原因になりやすいもの

  • アデノイド・扁桃腺の肥大
  • 骨格や顎の形(顎が小さくて舌が大きいとかあるらしい)
  • 肥満、鼻づまり、アレルギー性鼻炎など

診断方法

  • 簡易検査 → 終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)
  • AHIやSpO₂などの指標で評価

治療法

  • CPAP療法
  • 手術(扁桃腺・アデノイド切除)
  • 生活改善(体重管理・姿勢・歯科矯正など)

まとめ

けいは耳鼻科でアデノイドも扁桃腺もとても大きいと言われ、歯科では上顎が小さいと言われ、学校の身体測定の結果は肥満…。

原因になりやすいものコンプリートしておりました。

CPCPを付け始めて1か月。

CPAPを付けて寝る違和感、苦しさから大人でも続けられないこともあるそうですが、けいは今のところCPAP睡眠に慣れてきた様子。なんとなく身長も伸びたような…?!

本人はまだあまり大きな変化を実感していない様子ですが、まわりの大人は少しずつ変化を感じてきているような気がします。

学校の授業中に眠ってしまったり、ぼーっとしてしまう姿は、周りからは「怠けている」と受け取られがちです。
けれど実際には、睡眠の問題が背景にあり、本人の努力ではどうにもできない状況だったのだと改めて感じています。

CPAP生活が始まってからは、少しずつ生活リズムが整い、
家族みんなで 「よく眠ることの大切さ」 を実感しています。

詳しい検査の流れはこちら ➡ 小児SASの検査の流れ

診断結果の体験談はこちら ➡ 診断結果レポート

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